「冷やすの?」「温めるの?」
症状について、よく聞かれる質問です。
本当は患者様のお身体を診て、判断するべきですが 大まかに分類すると、以下のように対応をして頂けたらと思います。
関節や筋肉に、
熱感の左右差がある場合や、患部を触ると痛い場合は
間違いなく冷やした方が良いです。
温めてしまうと却って血行が良くなり疼痛が強くなる事があります。
逆に、熱感が無い、患部を触っても痛くない場合は
筋肉の緊張により痛みを発している場合が殆どですので 温めると良いです。
しかしながら、ここで温めすぎてしまいますと 身体が脱水し、今度は違う痛み発現します。
また冷やしすぎるのも、凍傷になってしまいますので どちらもし過ぎないように、せいぜい 10 分~15 分を目安に行って下さい。
「動かしたらいいの?」「安静にするべき?」
これは、本当に診てみないと判断できません。
長期に長時間動かさずに起きてしまった疼痛には通常、運動療法を用いますが
ただ例として、極端に挙がらなくなった五十肩を無理に運動すると炎症が再発します。
剛腕堂では運動できる可動域まで施術を重ね、その回復ステージ毎に見合った運動を教えています。
朝起きて痛くなったギックリ腰でも、座る・立つ・歩く・寝返りなどの生活動作をするたびに、痛みでストレス を受け全身の緊張が強くなっていきます。
そんな身体で自己流に運動を行うと痛みが更に悪化します。
急性期で痛くなった場合は、先ず安静。
身体が落ち着いてから運動していきましょう。